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マイクロマグネティックシミュレーションのソフトウェアmumaxの簡単な説明・インストールの手順・とりあえず動かしてみるところまで.
TL;DR ¶
マイクロマグネティックシミュレーションのソフトウェアmumaxの簡単な説明・インストールの手順・とりあえず動かしてみるところまで.
mumaxとは ¶
- mumaxは,マイクロマグネティックシミュレーションのための無料のソフトウェア
- nvidiaのGPUを使って高速な計算を行うことができる
- Golangのスクリプト言語を用いて複雑なシミュレーションを行うことが可能
- Web GUIを提供しており,シミュレーション結果をリアルタイムで見ることができる
- 開発はベルギーにあるGhent大学 のDyNaMatグループ によって行われている
- mumaxのコミュニティgroups.google.com/forum/#!forum/mumax2
- オープンソース (GPLv3)github.com/mumax/3
mumaxを使うための準備 ¶
- nvidia のGPUを搭載した計算機を用意する.
- 最新の ubuntu を入れる.Windowsでもよい.macOSには対応していない模様.
- cuda と nvidiaドライバをインストールする.
- mumax3 をダウンロードしてくる.
-
で展開する.bash
1
tar zxvf mumax3.10_linux_cuda*.tar.gz
*
の部分はバージョンによって変わる. - 個人的には
/opt/mumax3/
において~/.bashrc
的なところにとか書いておくとよいと思う.もちろんPATHを通してもよい.bash1 2
alias mumax3='/opt/mumax3/mumax3' alias mumax3-convert='/opt/mumax3/mumax3-convert'
~/.bashrc
に書き込んだら~/.bashrc
を読み込む.これでbash1
source ~/.bashrc
mumax3
,mumax3-convert
が任意のディレクトリで実行できるようになる.
mumax の基本的な使い方 ¶
mumaxは主にGolangで書かれているので,Golangでスクリプトを書く.
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Golang Tips ¶
- 1行コメントは //
- 複数行コメントは /* */
- 変数の定義は := を使う
- 変数の大文字小文字は区別しない
- Golang では1行で変数を複数定義できるが,mumax3のスクリプトとしては許可されていないようだ.
mumaxの実行の仕方 ¶
myfile.mx3 というのを用意したら,
bash
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で実行する.すると,myfile.out/
というディレクトリができてそこに色々入っている.
ブラウザで http://127.0.0.1:35367/ を開くと実行中の結果がリアルタイムで表示される.
とりあえずサンプルを実行してみる ¶
example1.mx3
というファイルに
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という内容を書き込んでみて,
bash
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で実行してみて,以下のような画面出力が出ればうまく動いている.
bash
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次の記事:mumaxの使い方② 基礎